療養期間が長く、しばらく仕事をやっていなかったりすると、
働くのってけっこうハードルが高いですよね。
僕の場合は、うつ病と強迫性障害(確認強迫)が強く出て、
以前の職場を退職しなければならなくなったので、
挫折感の中、半年以上自宅療養しておりました。
とんでもない量の汗が出るし、心拍数が常に高い(100以上)ので、
仕事どころか、普通に存在しているだけでもしんどかったです。
みんなは普通にできるのに、なぜ僕にはできないのか、という思いに
打ちのめされて凹んでいた時期がありました。
組織に入らなくたって、個人事業主として、一人で働くという
選択肢もありますよね。
うつ病だと、人と関わるのもすごく面倒(というかしんどい)なので、
自分だけでできるというのは魅力的です。
ただ、自分だけでできる分、なんでもかんでも全部自分でやらなければなりません。
気分が落ちて気力がない中、これはやはり難しかったです。
組織に入ると、人に管理されるから苦手、という方もいらっしゃると思います。
僕が見学して、体験した限りでは、管理される就労継続支援事業所もありました。
学校の教室のように机が並び、支援員さんに見守られながら、
会話せず黙々と作業するという感じです。
決まった時間、自由がきかず固定されるというのは僕は苦手でした。
日本の学校の授業みたいなスタイルですね。
ベストライフは、交流しようと思えばいくらでもできますし、
一人でやりたい場合はそれでも良いというのが魅力です。
ちなみに、交流したくないのは、障害が原因になっている場合があります。
本来の性格は社交的で、上手にコミュニケーションできるけれど、
障害による脳内物質のバランスで、塞ぎ込んでいるから関わりたくないと
感じてしまうのです。
働いている中で、体調が良くなり、社交的なことが楽しくなってきた場合でも
ベストライフにはそれを受け入れてくれる間口の広さがあります。
無理はさせないし、できるようになってきたら活動できる場所です。
一人でやっているからといって、仲間外れにはしません。
みんなちゃんと、あなたがいることをわかっていますし、見守っています。
挨拶が苦手なら、しなくて大丈夫です。
ベストライフに来ることで、あなたの中に何か幸せが生まれるのであれば、
それで十分だと思います。
いつもありがとうございます。(関)
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